予知夢について
予知夢と言われる夢があります。
これから起こる事を夢で先に見る事ですが
これは確かにあると思います。
ただ、必ずしも頻繁ではないものですし
予知という言葉が招く魅力的な響きゆえに、
必要以上に夢に予知を期待しかねないので
少し注意も必要と思います。
予知夢と言われるものには
大きな災害と思われるものを夢でみるような
社会や世界といった視点のものと
自分や家族の出来事などを夢でみるような
ごく個人的な視点のものとありますが
とても情緒的だという事は特徴かもしれません。
ひどくショックだったり驚いたりあるいは感動したり…というように。
でも、やはり予知という甘い響きゆえに
そうではない夢も、知らず知らずに予知夢に結びつけたくなる事も多いのではないでしょうか。
つまり
未来を知りたい…という抗しがたい欲求が
心の底にはあるという事で
その事が予知夢に結びつけたがるのでしょう。
けれどそもそも
未来予知にはあまり大きな意義はないのだと
私は思っています。
答えは簡単。
決まった運命、あるいは変えられない運命はないからです。
でもそれは
起こる出来事をコントロールできるという意味では決してないのです。
どんなシンボルに出会いたいのかというシンボリックな始点と
そうして出くわす物事を
どのように受けとめるかの自由が
常にあるという事ですね。
鑑定でもよく聞かれますが
「この先どうなるのだろう?」という疑問を私達は持つのですが
それを厳密に言えば
「これから自分は何をどうチョイスするのだろう?」
という事です。
今の自分を総ざらいしてみないと
自分がチョイスするものはわかりませんから
今の自分を教えてくれるものの1つとして夢も扱えるものだと思います。
とはいえ 大きな災害あるいは素晴らしい時代の変化
あるいは個人的な大ニュースに関して予知夢があるのは
それがとても大きなテーマに関わっていて
心の準備をしたい…という事なのかもしれないですね。
ミシェルメイ美菜子☆