昨今、ネットの世界SNSでは誹謗中傷が問題になることが多いものですが、
そもそも他者を誹謗中傷するということはどんな心理からくるのでしょうか?
それは
「自己肯定」欲に尽きると思われます。
自己肯定(自分の価値を上げる)の方法には2つあって、1つは“自慢をする”というストレートなやり方。→私こんなに出来るのよ〜パターン
そしてもう1つは“相手の価値を落とす”ことによって自分の価値を上げるというやり方です。→あなた出来ていないわね!パターン
私たちが何がしか他者を批判する時は
「自分のアイデンティティを上げる」ことに必死になっている状態でもあるのです。
→彼氏と彼女の喧嘩もたいていこれをやっていますね。
ちなみに
自分のアイデンティティを上げるという行為は、私たちは常に(無意識に)行なっているはずです。
テレビを見ながら、
「あの人◯◯って言ってたのに全然ダメよね、◎◎よね〜」てな具合いに、無意識のうちに「私はまともで良かった」と自分のアイデンティティの確認をしていたりするものです。
しかし昨今問題になっているのは、
批判レベルでなくて全くの誹謗中傷。
とはいえ、奥底にある「自分のアイデンティティを上げたい」動機は同じ質のものです。
ただ、誹謗中傷となると、それは“口に出して相手に直接言う”という能動的な行為を伴うわけで(もちろんSNSでの発言も)、
単なるアイデンティティの確保の度を越えて、
相手のアイデンティティを潰しにかかるものでもあるのです。
これを星の話にすると
「月&水星&土星→批判的な見解」に“火星”が加わって攻撃的に変化。
そこに“冥王星”が加わると、、、
火星&冥王星のコンビが出来上がり、火星&冥王星は「暴力」でもありますから、誹謗中傷になってしまいます。
こんな風に
「自分のアイデンティティを上げる」動機は
暴力的な行動へと発展する可能性を常に含んでいることになります。
確かに、歴史や世の中を見れば、
民族間での紛争や国と国との睨み合いなど、ニュースの中にも溢れていますね。
宗教観の違いから戦争になるのは歴史の教科書に沢山載っていますね。
そもそもの始まりは「俺の考えが正しくてお前らの考え方がおかしい!」ということです。
…と、考えると、
アイデンティティとの付き合い方はなかなか難しいところがあるのかもしれません。
自分のアイデンティティを確立することで自信を育て、様々なことを成していける反面、ということです。
やはり
物事はたいてい諸刃の剣ということですね。
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