空はどうして青いの?
涙はどうして出てくるの?
どうして私は生まれてきたの?
こんな問いかけをしたことが
誰でも一度くらいはあるのではないでしょうか。
それはそばにいるお母さんや
隣にいる恋人や
あるいは自分自身に対してであったかもしれませんが
私たちは日常からなにげなく
どうして…なの?
という素朴な疑問をふわりと思い浮かべることが多いですよね。
さて、では
その答えはなんでしょうか?
空が青いのは光が反射して…云々とか
涙は涙腺から出てくるから…云々とか
人はみんな母親の胎内から…云々とか
化学に強くないのでざっくりな書き方ですが↑
いずれもみんな本当の答えではないわけですね。
例えば
海から水蒸気が上がって雲になって…というのは
雲やら台風やら何かの構造を説明しているのであって
雲はどうして空に浮かんでいるの?
…の、本当の答えではありません。
なぜなら、
「雲はなぜ空に浮かんでいるのか?」が疑問になるということは、
「自分は地上にいて空を見上げる生きものなのに」という意味あいの前提があるからです。
ですからきっとこの疑問文は
「どうしてこんな気持ちなんだろう?」
という気持ちの1つの表現方法なのかもしれません。
ちなみにこんな風に
疑問の答えが本当の答えではなくて構造の説明になっているようなパターンが、いつのまにか身の回りに溢れているように思います。
本当はそれは「どうして?」の答えではなくて「どのようにして?」の答えだというのに。
私たちは
「自分とこんなに違う」
「いつもとずいぶん違う」
「知ってるものとは違う」
「不思議でよくわからない」
みたいな時に、
「どうして?」という疑問を持ちやすいものです。
そして結局は
「自分はなぜここにいるのだろう?」「どうして生まれてきたのだろう?」
という疑問へと、必ず集約されていきます。
なぜでしょうか?
その答えは、
○○で○○だからですね!
なんて
とても簡単に説明できるものではないようです。
なぜなら
それをどこかで知りたくて
感じたくて
生まれてきているから
なのだと思います。
というわけで私は、
「どうして?」の答えを「どのようにして?」の答えでなんとかまかなってしまうのが
どうしても出来ないもので
毎日星を読むことにした
ような 気がしています。
ミシェルメイ美菜子☆
幸せになるための極意本”
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