星に導かれて
などと言いますが、ほんとは違うのであります。
それは表現としてニュアンスがあったり
イメージしやすかったりするゆえに活用する言いまわしなわけです。
ほんとのところは、
自分の心が天空に投影されるので
心があって
それが映し出されて
映し出された星を読む
ということなのです。
じゃ 20年後の心は暦を見ればわかるのかって?
はい。
そうだと思います。
とはいえ
星を読むには
その時点での自分の在りかたが基礎になりますから
先になるほど、焦点はぼやけることになります。
違う言い方をすれば、
先になるほど、可能性がいっぱいということ。
ところで ちなみに
じゃあ、わざわざ星を読まなくても、自分の心なんだから自分である程度はわかるのでは?…って?
それがちょっと違うのです。
それがわかるなら
あらゆる占星術もそうは発達しなかったはずです。
わからないのですよ、自分自身の奥底は。
今楽しいとか、今機嫌が悪い…というのはわかりますよね。
自覚できるレベルのことはわかるでしょう。
でも
奥底で自分の人生をどのように生きようと決めているのかなんて
わからないのであります。
なので
一番の謎は
常に 自分自身の中にあり
また
その 答えも
自身の中にあるであろうことを
私たちはうっすら知っているわけです。
だから、自分自身への興味は尽きなくて
様々な占星術も
太古の昔からずっと
続いてきて 発達してきているのです。
私の心はどんな?
と、空を 見上げる ようなことを、
私たちは
なんとなく していますね。
※6月3日(土)は、星と触れ合うランチセミナーです!※
ミシェルメイ美菜子☆